摩周湖
北海道の東部弟子屈(てしかが)町にある摩周湖及び北海道三大秘湖へ旅行しました。
当日は道東一帯に霧が発生し、特に標高の高い山岳地帯に濃霧が立ち込めている、との気象情報であったが、摩周湖に到着したころは快晴で、夕方の太陽に照らされた荘厳な摩周湖を見ることができた。
流入する川もなく流出する川もないのに一定の水位を保っている不思議な湖である。古のアイヌの人々が畏怖の念を込めて摩周湖を崇め、湖の東端の山をカムイヌプリ(神の山)と呼んだ。
急峻な崖に囲まれた摩周湖は遊覧船やボートなどの観光産業の介入を一切拒んでおり、古の姿のままその威容を我々に見せてくれている。
霧の摩周湖と言われ、霧がかかることが多い摩周湖であるが、当日は霧が晴れて絶景を鑑賞することができた。コバルトブルーの湖面は神秘的で、湖面に吸い込まれてしまいそうな感覚になりました。
北海道三大秘湖
北海道三大秘湖とは、オコタンぺ湖、東雲湖、オンネトー湖のことである。
洞爺湖サミットで有名な洞爺湖や怪獣クッシーで有名な屈斜路湖は名が知れているが、オコタンぺ湖、東雲湖、オンネトー湖は知名度は低いが印象に残る3つの湖として北海道三大秘湖と呼ばれている。
当日オコタンぺ湖は落石のため通行止めであり、東雲湖は濃霧のため視界不良であった。
オンネトー湖は霧もなく晴れており、エメラルドグリーンの湖面を鑑賞できた。オンネトー湖は緑色から青色に変わったり1日に5色に変化する、と言われている。
私がオンネトー湖に到着したときは、エメラルドグリーンの神秘的な湖面を見せていた。そして、バックには雌阿寒岳と蝦夷富士岳がその威容を誇っていた。
オコタンぺ湖と東雲湖は見ることができなかったが、摩周湖とオンネトー湖の神秘的な姿に北海道に来た甲斐があった、と少し満足した。